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関東&東北釣り情報
鯖ゲット!!高見盛、東京湾で勝ち越し祈願
見事サバを釣り上げ大喜びする高見盛。サッカー日本代表もこの勢いが届けとエール(撮影・野上伸悟)
東京湾の中心で「ジーコ・ジャパン頑張れ!!」と叫ぶ大きな男が?! 大相撲の人気関取・高見盛(30=東関)がW杯必勝を祈願して日本対オーストラリア戦が行われた12日、2年ぶりの「東京湾場所」釣戦で、川崎の「つり幸」から船出した。土俵同様、ある意味天才肌の愛称カトちゃんが無敗神話を掲げてジャパン勝利のため、今回もパワフル釣技と迷言、妄言をさく裂させた。
Jリーガーどころか関係者にも知り合いはいない。ルールも、ちょっと怪しい。彼女いない歴(30年)。
高見盛 ウガァ~、ほっといて。でも…、どうして自分はいい人で終わってしまうんでしょうか?
…4年に1度のサッカーの祭典。角界きってのパフォーマーの血が騒ぐのも宿命か。と、いうわけでハワイ旅行で買ったお気に入りの真っ赤なアロハシャツ姿でカトちゃんの登場だ。
命運を握るオーストラリア戦の約12時間前。何万キロもかなたのサムライブルー戦士に「気」を送るため、カトちゃんはいきなりサオを握り締めた。釣り場の剱崎沖まで「つり幸」の「第8さくら丸」(19トン)で航行約1時間30分。やる気満々のカトちゃんだが「関取、まだ着かないから、ゆっくり休んでいてください」と幸田一夫船長(56)の優しい声にやっとサオを手放した。
高見盛 ごっつあんです。でも、海っていいっすね。相撲もけいこも、つらいことも何もかも忘れそう…。
カトちゃん大丈夫か? いや大丈夫でした。ポイントに到着するや持参した日の丸の必勝ハチマキ、日本代表のタスキを掛けて、ほおには日の丸のステッカーまで張り付け、サポーターに変身だ。
ごつい指でエサの青イソメを器用に3本バリ仕掛けに付け、コマセカゴにサカナのミンチもたっぷり。「最初は水深90メートルぐらいで」。幸田船長に指示されたタナへ仕掛けを投入した。
高見盛 前のルアー釣りは投げるタイミングが分からなくて、ラインがブチッと切れて、何個もルアーだけ飛んでったすけど、これは下にポンと落とすだけだから簡単すね。
目をラインのように細めているうちに底に到達。軽くサオをシャクってコマセを振ったら置きザオで待つ。とたんにきた! カトちゃんの電動リールがうなる。だが、海面に上がってきたのは高級魚ホウボウに似た謎の赤い魚。
高見盛 こ、これは?
幸田船長 うーん、珍しい魚だけど、持って帰る人はいませんね。
高見盛 …。赤は日の丸の赤…、ウガッ。
カトちゃんの目が光った。十八番の顔面張り手で気合を入れて、素早くエサを付け替え2投目。すかさずきた(本当に)。今度は引きが違った。サオがしなる。カトちゃん真顔で固まった。バレないように幸田船長がタモ網ですくってくれると40センチ余りの丸々と肥えたサバだ!!
高見盛 やったどぉー。
日本代表も頑張れー
その後も快調。ダブルで同型のサバやアジをゲット。汗でほおの日の丸ステッカーがはがれるのも関係なく釣り続けて、午後1時の納竿(のうかん)まで堂々の12匹だ。
高見盛 東京湾で釣りした翌場所は全部勝ち越してるっすから縁起いいすよ。
さすがカトちゃん、記憶力「も」いい。ところでジーコ・ジャパンは?
高見盛 もう大丈夫す。釣り上げたサバにクロアチアとブラジルの国旗を付けてガブっとやったから予選リーグ突破っすよ。
梅雨の晴れ間の東京湾で怪気炎を上げた高見盛の暑苦しいエールは日本代表に届いただろうか。…きっと届くはずだ。頑張れジーコ・ジャパン、大逆転で決勝トーナメントだ。高見盛も叫んでいるぞ!!【大上悟】
◆高見盛の東京湾場所◆
【初日】(04年2月2日、観音崎沖)高見盛(釣り出し)タチウオ
開始4分35秒でファーストゲット。分刻みでタチウオの泳層が変化する展開となったが、約4時間の格闘の末に1メートル級の大物を含む4匹と好成績。
【2日目】(同年10月15日、羽田沖)高見盛(釣り挙げ)シーバス(ルアー釣りのフッコ&スズキ)
初体験のルアー釣りに四苦八苦。新品の高級ルアー数個が東京湾の藻くずとなった。ヒットすらなく「どうして…、どうしてなの」と涙目に。なんとか40センチ余りのフッコをゲット。「ウガァ~」と涙でメガネのレンズを曇らせて勝ち誇った。
[2006年6月16日 14:06 紙面から]
<船長のワザ:「つり幸」 幸田一夫船長(56)>
今回のポイントは水深98~110メートルで、狙うアジとサバのタナ(泳層)を魚群探知機でチェックすると底から6メートル前後上でしたが、時間や潮の流れでかなり変動します。船長の指示をこまめに聞いて、タナを調整すれば爆釣も期待できます。
◆ソフトに サバは口元が硬いのですが、アジは軟らかくてバレやすい。水深があるので電動リールを使いますが、巻き取りスピードを遅めにセットし、ていねいに取り込みましょう。
◆エサ 食わせバリは3本使用しました。エサの青イソメは胴の中にハリを通して、外れにくくしてください。垂らしは1センチ前後。あまり長いとヒットしません。食いが悪いなと思ったら早めにエサを交換することも大事です。
<メモ>
▽船 日刊スポーツ新聞社指定「つり幸」(電話)044・266・3189。乗合はアジ船が午前7時出船で付けエサ&コマセと氷に仕掛け2枚付き9000円。ルアータチウオ船は同7時出船で氷付き8000円、マダイ船同7時出船で付けエサ&コマセと氷付き1万円、午前便シロギス船同7時出船で付けエサ&氷と仕掛け1枚付き5500円(いずれも税込み)。ほかにイカ船やキス&夜アナゴのリレー船と夜釣りアナゴ専門船に土・日曜日&祝日限定で夜釣りのクロメバル船出漁中。詳細は要確認。毎週木曜日定休。ホームページhttp://www1.odn.ne.jp/turikou/
▽交通 電車はJRか京浜急行線の川崎駅下車。送迎バスもあり詳細要確認。マイカー利用の場合(東京方面から)首都高速・大師出口から産業道路を横浜方面に走り、「桜本一丁目」の信号手前の鉄橋下を左折し「つり幸」船着き場へ。
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