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関東&東北釣り情報
船釣り好調!!イシダイに色仕掛け!!
イシダイをゲットして釣り人の顔もほころぶ
<フィッシング・ルポ>
内房・保田沖(千葉)で船のイシダイ釣りが大当たり! イシダイは、磯釣りでも人気のターゲットだが、磯ではなかなか釣れず<幻の魚>ともいわれている。だが、船では10匹以上の2ケタ台も珍しくない。特に今冬は20匹を超す爆釣も連発するなど例年になく好調だ。保田港「村井丸」からアタックした日刊釣りペン・クラブの森山利也さん(42)がルポする。
イシダイは、磯ではサザエやヤドカリ、ときには伊勢エビといったエサを使ったりするが、それでもなかなか釣れない。<幻の魚>ともいわれる理由だが、船では比較的簡単に数が狙える。魚のいる場所を見つけて攻める船釣りの特性と、コマセ釣りの効果もあるだろう。
それにしても、今冬の好調ぶりは目を見張るものがある。「村井丸」の釣果でもそれが顕著だ。<ライトタックル五目釣り>を看板にして昨年の12月にスタートし、年明けは4日にスソで2匹、トップは16匹をゲット。9日と16日にトップが10匹台をマークした後、20日には24匹の爆釣を記録した。
以降も勢いは衰えず、22日26匹、25日17匹と続き、26日と28日、それに29日に20匹オーバーの大釣りをみている。まさに<爆釣ラッシュ>のにぎわいだ。
「村井丸」の村井智博船長(42)によれば、例年に比べて反応がよく魚も多い感じで<当たり年>の様相を濃くしているという。
25~30センチがアベレージサイズの小ぶりが多いが、そこはイシダイだ。引き味は猛烈の一語。時折、2キロ以上の型ものも飛び付いてハリス切れでバレる例も多いから油断はできない。
このイシダイをライトタックル、いわゆる<軽め&細め>の道具で狙っているから、引き味は一層強烈なものに。だから掛けた時のやりとりはこのうえなくスリリングで面白い。
私がアタックした日は、海は比較的穏やかで潮の流れも適当にある好コンディション。反応は底から少し浮いた感じで、大抵は底上10メートルぐらいまでの間をシャクってくるとヒットした。アタリは最初、モゾモソ…といった感じの反応で、続いてサオ先をギュギューンッと引き込む。ここで聞き合わせるようにサオを立てるとガッチリとハリ掛かりした。あとは強烈な引きを楽しみながら取り込んだ。
例年ならシーズンは2月いっぱいまでだが、今の調子ならロングランになる可能性もささやかれている。ファンとしてはうれしい限りで、イシダイは食味も最高。刺し身はもちろん、塩焼きにしてもおいしい。この釣りは、ほかにカワハギやアジなども掛かって五目釣りのにぎわいになることも。特にカワハギは25センチ以上の大型が多く、イシダイに負けず劣らず強烈に引き込むから楽しい。
[2007年2月 2日 11:49 紙面から]
<日刊釣りペン・クラブ 森山利也さん(42)の攻略法>
イシダイは、底付近を群れで泳いでいることが多いです。タナ取りは船長が指示してくれ、それに従ってタナを探りながら、魚を底から<誘い上げる>ようにシャクってくるのがパターンです。
◆サオ 手持ちザオで絶えずシャクりを繰り返すため、サオは軽めの軟調タイプがいいでしょう。イシダイは最初のアタリがモゾモゾ…程度に小さく、それでいて引きは強烈です。アタリを見逃さずにやりとりもスムーズにやれるものとして、調子は7対3か、6対4が最適。長さは1・8メートルぐらいが疲れも少なくやれます。
◆仕掛け&エサ 仕掛けはウイリーを使います。繊維質を巻いたハリで、サオをシャクりリールを巻きながら動かすことによって、海中ではエビなどエサに見える仕組みのものです。
色はグリーンからピンクに白、茶色などがありますが、潮温の変化を含む潮況や天候、それに魚の活性具合など状況&状態によっては当たりバリも違ってきます。魚のヒット率が高いハリの色を確認しておきましょう。当たりバリが見つけられれば、次はその色をそろえるのもあり、です。
バリエーションとしては3本バリが基本。1番下のハリはカラバリにして、上の2本をオキアミの1匹掛けか、イカの短冊などエサを付けてもいいでしょう。またエサ取りも多いので、サンドワームのようなワームを使うのも有効です。要はその日の状況から素早く推理して<当たりバリ&エサ>を工夫できれば釣果アップの期待も高まります。
◆タナ取り 大事なことは、シャクりは<50センチから1メートル幅>で小刻みにやりながら、シャクった後は必ず<ポーズ(止める)>を入れます。コマセに誘われたイシダイに食い付かせる時間をつくってやるためです。3~5秒ぐらいを目安に、食い付きが悪いようなら10秒以上に長くしてみるのも方法です。
魚がヒットしたら、次にそのタナを軸に1メートルの範囲内で上下させながら誘ってみましょう。
◆アタリ&やりとり いきなりサオを引き込むものもありますが、ほとんどは最初、小さい反応です。微妙なアタリをキャッチしたら、サオも軟らかいのでしっかり合わせてください。イシダイの口は硬いですから合わせが弱いとバレることも少なくありません。ヘンな感触があった時でもサオをゆっくり上げながら<聞き合わせ>をすれば、ハリ掛かりするケースが多いです。
イシダイは掛かると強烈に引きます。サオを立て、サオの弾力に引きをためながらリールのドラグ調整を活用して、やりとりは慎重にやりましょう。
<メモ>
▼船 日刊スポーツ新聞社指定「村井丸」(電話)0470・55・1121。イシダイはライトウイリー五目狙いで2隻で出漁中。乗合は午前6時30分出船。コマセと氷付き7500円(税込み)。ほか貸しザオや仕掛けなど常備。定休日は要確認。ホームページhttp://www.muraimaru.co.jp/
▼交通 電車はJR内房線・保田駅下車。車利用の場合は、館山自動車道・木更津南インターから国道127号で館山方面に走って富津中央インターから富津館山道路に入り、鋸南保田インターで降りて左折、JR内房線を越えて保田の交差点を左折、国道127号を約300メートル走った左側の「村井釣具店」で受け付けして船着き場へ。
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