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関東&東北釣り情報

芦ノ湖解禁、ニジマス連発60センチ超え

ls-070302-1.jpg西田さんは62・5センチのレインボートラウトをゲットした

<フィッシング・ルポ>

 釣春本番! 1日は、東日本の主要河川で渓流釣りが一斉に解禁した。暖冬の影響で各河川とも水不足状態の中、釣況に明暗が分かれる展開となったが、それでもアマゴ&ヤマメやイワナなど渓流魚と久しぶりの対面に心躍らせた。同日に釣りが解禁した箱根・芦ノ湖(神奈川)では60センチオーバーのレインボートラウト(ニジマス)が連発し、山梨・西湖ではヒメマス&ワカサギ釣りもスタートを切った。主な地区の釣況をお届けしよう。

 本解禁を迎えた芦ノ湖では、午前6時半のスタート時では気温3・7度、水温5・7度で北東の風が吹いた。その中を解禁を待ちわびた釣り人がサオを出した。合わせて開催された「2007年 芦ノ湖解禁釣り大会」には536人が参加した。芦ノ湖では今年2月にレインボートラウト、ブラウントラウト、サクラマス、イワナなど計1万4048・7キロが放流されている。

 湖尻地区の「うえの」から参加した、千葉県船橋市の西田正明さん(36=会社員)は、午前11時すぎに、湖尻対岸の七里ケ浜で62・5センチ、3・49キロのレインボートラウトを釣り上げた。普段はシーバス(ルアーフィッシングによるフッコ&スズキ)釣りを楽しんでいるという西田さんだが、芦ノ湖には年に5、6回ほど釣行。解禁には、ここ15年ほど毎年参加している。この日は仲間2人とともにボートに乗り込んでポイントを探り、スプーン(ルアー)を投げて計3匹をゲット。「七里ケ浜からスタートして、グルっと回ったけど、日が差してきて浅いところがいいんじゃないかと、七里ケ浜に入り直しました」という。そして「62・5センチは、ルアーが底に着いて、巻き始めてすぐに押さえるようなアタリがありました。芦ノ湖では、今日のサイズが今までの最高です」と笑顔を見せた。

 「うえの」前の桟橋に入った前田寛章(ひろふみ)さん(58=神奈川県横須賀市)は、ここ10数年、スーパーレインボー(70センチ以上)とワカサギを狙って芦ノ湖を訪れている。この日は、朝方にエサ釣りでレインボートラウトをゲット。午前9時すぎには、50センチを釣り上げた。「朝方にアタリがきて、バタバタと釣れた。その後、渋ったけど、まあまあですね」と話していた。天ビン仕掛けでハリスは0・8号、エサはイクラを使った。ハリの根元に発泡スチロールの破片を付け、エサを浮かせて食いを誘ったのが有効だったようだ。

 今後は水温の上昇とともに、魚の動きも活性化、好釣果が期待される。【小谷野俊哉】

[2007年3月 2日 13:03 紙面から]

 ◆2007芦ノ湖解禁釣り大会成績 ▽レインボートラウトの部<1>最所優士(東京都町田市)68センチ4・18キロ=湖尻・ルアー ▽ブラウントラウトの部 <1>菊池達也(横浜市)54センチ1・25キロ=元箱根・ルアー ▽オオクチバスの部 <1>林正隆(東京都練馬区)50センチ2・16キロ=箱根・エサ釣り(敬称略)

<メモ>

 ▽問い合わせ 日刊スポーツ新聞社指定・湖尻「うえの」(電話)0460・84・8471。出舟午前6時。ボート2人乗り3500円から、エンジン付きは小型船舶免許が必要で3人乗り9000円から。入漁料1300円(いずれも税込み)で中学生以下無料。ホームページhttp://www.kojiri.com/

 ▽規則 釣期は、12月第3日曜日(16日)まで。全長制限があり、マス類は18センチ以下を、オオクチバスは25センチ以下は再放流(また生きたままの持ち出しは禁止)。匹数制限は1人1日マス類15匹まで、オオクチバス5匹まで。コマセ&ワカサギ以外の胴付き仕掛けの使用と、軟質プラスチック素材のワームや合成素材の付けエサ使用禁止。詳細は芦ノ湖漁協(電話)0460・83・7361。

 【西湖】

 晴天に恵まれた中、「樹海荘」からは23隻のボートが出漁した。ほとんどはヒメマス狙いで、釣り場は高松と樹海荘前に分かれ、朝からヒットを連発。サイズは17~26センチで、平均して18センチ前後の小ぶりが多かったものの、昼ごろ制限匹数の30匹を収める人が続出し、午後3時すぎには約5割が制限匹数を果たす好釣ぶりだった。

 タナは、朝のうちは16~20メートルラインの浅めで当たり、日が昇るにつれて徐々に深くなり、深い時は32メートルでヒメマスが飛び付いた。一般に仕掛けは10本バリの胴付きのカラバリで、エサは食用イクラを1個ずつ付け、サオを軽く上下させながら誘うのが有効だったようだ。

 一方のワカサギは、樹海荘の舟着き場前でトップは200匹台をマーク。こちらは10~14センチという型の良さが目立った。ちなみにヒメマスの放流量は約40万匹、いずれも畜養してから放されたのが特徴。水温は11度台だが、水量は1メートル余りも少ない大減水状態。「樹海荘」の三浦大さん(38)によると、水量が少ない分、タナが探りやすいという。好発進をみせた西湖、今後が期待される。

 ▽問い合わせ 日刊スポーツ新聞社指定「樹海荘」(電話)0555・82・2387。入漁料ヒメマス&ワカサギ1500円、女性&中学生半額、ブラックバス600円。ボート1人乗り250円から(いずれも税込み)。

 【東京・秋川】

 平日にもかかわらず全体で200余りが入った。解禁前に放流したヤマメの成魚(20センチ前後)約1万匹が主体になったが、桧原地区では、漁協の須崎敏夫支部長(62)によれば、午前8時ごろ笹野周辺で40匹余り出るなど順調だという。エサはイクラ。日刊釣りペン・クラブの相吉孝顕さん(72)は「川は渇水気味だが、雨が降って泥アカを流せば魚も動いて釣況は良くなるはず」と話す。

 ▽問い合わせ 秋川漁協(電話)042・596・2215。日釣り券2000円(現場3000円)年券6000円。

 【山梨・福士川】

 朝は5度の冷え込みに加え、北風が強かったものの、釣況は上々だ。本流筋の割石に入った人は、4時間ほどでアマゴを10匹。サイズは16~25・5センチの大小交じり。有東川から石合川まで探った人は約5時間で15匹を収めた。こちらは最大22センチ止まりで平均して小ぶりが多かったという。川は1週間前に降った雨により平水位でアカも流されベスト状態。エサはイクラが主体だった。

 ▽問い合わせ 「佐野オトリ店」(電話)0556・66・2045。日釣り券800円(現場1200円)年券4000円。

 【山梨・釜無川&塩川】

 アマゴは2月、17~20センチの成魚約5000匹を放流しており、この日は塩川の平橋の上流域で午前中に30匹をみるなど、まずまず。一方でイワナは、大門川で19センチから尺級(32センチ)交じり32匹。釜瀬川と尾白川上流で各17匹と、こちらの好釣さが目を引く。エサはイクラと川虫のキンパクが良かった。今冬は少なく20センチほど減水しているが、雨で増水すれば釣況はさらに活気づきそうだ。

 ▽問い合わせ 「アオキ釣具店」(電話)0551・22・5858。

 【静岡・狩野川】

 約240人が入渓(漁協調べ)。アマゴは、イクラやキジなどのエサ釣りで15匹みたが、殿渕では午前中1~7匹、毛バリを使うテンカラ釣りでゼロがいたりバラつきがあった。ただ、サイズは良く大見川で32センチの大型が出た。日刊釣りペン・クラブの水上勝義さん(61)は「雨不足で水量が少ないせい」と分析する。雨待ちだ。

 ▽問い合わせ 「旭水園」(電話)0558・87・0162。狩野川漁協(電話)0558・72・5945。日釣り券1100円(現場1600円)年券6000円。


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