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狙え!!船釣りクロダイ、50センチ超

ls-070427-1.jpg保田沖で50センチ前後の大型クロダイもヒット

<Go Fishing:今が釣り時>

 千葉・内房沖のクロダイ釣りがいよいよ活気づきそうだ。一般には、磯釣りの好ターゲットだが、船釣りでも人気が高い。同・保田港の「村井丸」ではここにきて、トップが10匹をマークするなど、さらに活発化する気配が濃厚だ。6月2日には、この船釣りのクロダイを対象にして「2007日刊スポーツ・フィッシング・サーキット」釣り大会も行う。近況をお届けしよう。

 「村井丸」が攻めている釣り場は近場の真沖だ。水深は20~30メートルラインで、まだ深い。サオを出すと、ほどなくして右舷トモ(船尾)にいた人のサオにクンクン…。クロダイのアタリは微妙だが、すかさずサオをゆっくり聞き上げると途端にギュンギュンッ! 続いてグングンッ、と段を付けながら、力強く引き込む。タイの仲間特有の<3段引き>だ。50センチ近い大型が躍り上がった。

 クロダイは今、乗っ込みの真っ盛り。乗っ込みは、産卵のため浅場へ移動する行動をいう。沿岸の磯場を中心に回遊するため、この時季は磯釣りマンの好ターゲットで人気を集める。その産卵を終えたものが沖合に移り、そうなった時に船釣りでも狙えるわけだ。

 釣り方は、マダイと同じ<コマセシャクり>。ただ、マダイよりはハリスを短めにして、エサを底にはわせるぐらいのタナ取りで狙う。掛かれば、マダイに負けず劣らず強烈な引き味を楽しませてくれるから面白い。

 例年は、5月中旬ごろから本格化するのがパターンだが、今年は3月後半に早くも「村井丸」で乗合船をスタートさせた。村井智博船長(43)によれば、同月はイシダイ釣り(こちらも船釣り)の外道に掛かることが多かったのが理由という。実際に3月は、23日と24日に50センチオーバーも出た。

 4月に入っても大型のヒットは続いている。5日と8日に52センチが釣れ、9日は51センチ、18日には55センチの今季最大を取り込んだ。一方、数の方もここにきて、トップは5~8匹をマークすることもしばしば。24日には10匹の2ケタ台をゲットする爆釣も記録した。

 「村井丸」と合同で6月2日に「2007日刊スポーツ・フィッシング・サーキット」釣り大会を行う隣・金谷港の「光進丸」でも遅ればせながら、今月20日からクロダイの乗合船を始め、同様の釣果を収めている。釣況の上向きは明らかだろう。シーズン的にはこれからがピーク。潮温が上がるにつれて、魚も浅場に移る。そうなれば、水深10~15メートルラインでも狙えるようになり、その分、ビギナーにも釣りやすくなる。チャンスだ。

[2007年4月27日 11:35 紙面から]

<船長のワザ:保田港「村井丸」村井智博船長(43)>

 クロダイはこの時季、警戒心が強い一方で食欲もあるので、コマセに突っ込んでくることが多いです。大切なことだけピックアップしましょう。

 ◆タナ取り タナ取りは私が指示しますが、クロダイは底から1~2メートルぐらい上を範囲にして泳いでいます。これを想定して、タナ取りは、ほぼベタ底狙い。ハリスの長さの半分を目安に、底上にコマセカゴを浮かせることが基本ですが、極端にいえば、コマセカゴを底に着けた状態でもOKです。

 ◆コマセ クロダイは、警戒心が強いので、コマセをまいた後、あまり大きな誘いはしないようにしてください。だから、コマセカゴも事前に下を閉め、上の開け方を調整しておき、パラパラ出るのが理想です。付けエサは、底にはわせるぐらいにして、誘いもゆっくりとソフトな感じでやりましょう。

 ◆早合わせは禁物 コマセに誘われたクロダイは、エサを口にしてもすぐにはのみ込みません。モゾモゾ…といった感じの<前触れアタリ>の後に食い込むことが多いです。ただし、ここで合わせると、エサを吐き出してバレる原因にもなります。サオ先が引き込まれた時が合わせのタイミング。ときにはサオ先をゆっくりと上げながら<聞き上げ>してやると、向こう合わせでハリ掛かりすることが多いです。

<メモ>

 ▽船 日刊スポーツ新聞社指定「村井丸」(電話)0470・55・1121。クロダイの乗合は午前6時出船。コマセと氷付き8500円(税込み)。付けエサは別。ホームページ<http://www.muraimaru.co.jp/>

 ▽交通 電車はJR内房線・保田駅下車。車利用の場合、館山自動車道・木更津南インターから国道127号を館山方面に走り、明鐘岬から道路沿いの「村井釣具店」で乗船の受け付けをしている。

<大会メモ>

 「2007日刊スポーツ・フィッシング・サーキット」船ブロック・クロダイ部門の釣り大会は、6月2日(土)に、保田と金谷合同によって行う。大会本部は金谷「光進丸」になり、各地区で受け付けをしている。船代のほかエントリー費1000円が必要。

 ◆大会規定 仕掛け自由で、サオは1人1本まで。当日は午後1時にストップフィッシングの予定。対象はクロダイ1匹の全長(同長の場合は重量)審査。参加船単位の横取り方式で順位を決める。

 <主催>日刊スポーツ新聞社指定、日刊スポーツ新聞社指定・共栄会

 <協賛>がまかつ、マルキュー、スターマリン、ガルーダインドネシア航空、バークレイ、デュークほか

<こちらも出漁中>

 ▽金谷・日刊スポーツ新聞社指定「光進丸」 クロダイの乗合は午前7時、5月から同6時に変更。コマセと氷付き7500円(税込み)。付けエサは別。(電話)0439・69・2697。ホームページ<http://www.koushin-group.jp/>


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