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関東&東北釣り情報
唯一50センチ超えV!杉山さん2度目栄冠
左から2位森内さん、優勝者杉山さん、3位荒木さん
<フィッシング・ルポ>
クロダイ50センチオーバーV! 「2007日刊スポーツ・フィッシング・サーキット」磯&釣具店ブロック・クロダイ部門の内房・金谷(千葉)決勝釣り大会が20日、予選を勝ち進んだ計16人によって行われた。結果は、釣果提出7人の中で、唯一の50センチ超となる50・5センチを仕留めた杉山修一さん(42=千葉市)が優勝を飾った。また、6月1日にアユ釣りが解禁する東日本の主要河川の近況を、日刊釣りペン・クラブの相吉孝顕さん(72)がルポする。
同大会は荒天続きで2度の延期を経て、<三度目の正直>で開催された。待たされた各選手もシビれが切れたことだろう。ひと潮(約15日)ズレたことが魚にも微妙に影響した。今シーズンのクロダイは、乗っ込み(産卵で浅場へ移動する行動)がいまだにダラダラ状態で続いてはいるものの、警戒心が一層強まる時季に入ったのだ。
これを想定した杉山さんは、徹底した底狙いの作戦で挑んだ。通常よりもハリスを長めにしたのもこのため。釣り場は、朝6時30分の渡船の前に抽選した。午前10時30分を境にして、前半と後半は交代する方式。杉山さんが前半に選んだのは、大型の実績が高い<イタドの小バナレ>だった。
ストップフィッシングは午後2時30分。この日、潮温は朝のうちが17度台、途中から16度台に下がり、潮どきは午後1時まで下げ潮時。最初は沖側にサオを出し、午前8時30分すぎに下げ潮時に入ったところで、南側二ツ島向きのポイントにチェンジした。
タナは、サオ2本分(約10メートル)で、エサが底をはう感じに取った。潮流れが緩いことから、ウキの周りにコマセを打つ。すると午前9時ごろ、海面に頭を出す棒ウキがスーッと消し込んだ。大きく合わせをくれた途端、サオ先にズシッ! 重量感のある引きが伝わった瞬間「デカい! と確信を得た」と振り返る。50・5センチのクロダイだ。
ほかでは、森内幸作さん(42=千葉県船橋市)が46センチをゲット。また、荒木一さん(41=埼玉県新座市)が43・9センチをゲットしたのをはじめ、最終的に計6人がクロダイを仕留めたが、いずれも届かず、優勝の栄冠は杉山さんの頭上に輝いた。
杉山さんは、磯のクロダイ釣り13年のベテラン。金谷をホームグラウンドに、2年前に次いで2度目の優勝を果たしたが、「運がよかっただけ。来年はまたチャレンジャーとして参加します」と謙虚に話した。
ちなみに金谷の磯では、クロダイの乗っ込みは6月中旬ごろまで続く見込み。まだ大物ゲットのチャンスありだ。
【長瀬川忠信】
[2007年5月25日 11:47 紙面から]
<大会競技委員長・鵜沢政則さん(55=日刊釣りペン・クラブ)評>
杉山さんは、金谷の磯をよく知っている。その釣り場選びをはじめ、魚が警戒心を強めている状態を読んだコマセワークといい、深めのタナを狙うなど、すべてが理にかなった攻め方をしたことが勝利を呼んだ。まだ、乗っ込みが続いているとはいえ、状況が厳しくなる今後の攻略の参考になるだろう。
▽渡船 日刊スポーツ新聞社指定「岡澤釣具店」(電話)0439・69・2232。渡船午前5時からで3000円(税込み)。ホームページhttp://www.koushin-group.jp/isotop.html
▽交通 電車は、JR内房線・浜金谷駅から徒歩5分。車利用の場合、館山自動車道・君津インターで1度降り、君津中央インターで乗り継ぎ、金谷インターから海岸沿いの国道127号で金谷漁港を目指す。神奈川県側からは横須賀・久里浜港から東京湾フェリーが便利。
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