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アジ!サバ!躍る!!ライトタックル

ls-070827-01.jpg松井春菜ちゃんはアジをダブルキャッチしてご満悦

<フィッシング・ルポ>

 アジだ、サバだ! 19日、横浜・金沢八景「太田屋」に、家族連れなどファミリーペア計16人が集結。中ノ瀬を中心に行われた<ライトタックル(LT)>の釣り教室では、ヒットする魚に子供も大人も大はしゃぎ! 残り少なくなった夏休みの1日を大いに楽しんだ。今回は講師も務めた日刊釣りペン・クラブの森山利也さん(45)がルポする。

 「太田屋」の釣り教室で実施した<ライトアジ>とは、オモリも含め道具類は通常のものより軽め、なおかつ仕掛けも細いライトタックルを使って狙うアジ釣りのこと。以前なら、サオは長くリールも大きく、なおかつオモリは重く…で、釣る作業そのものが大変な労働といった感じだった。それから比べれば、軽め&細めとなった分、面白さは倍増。アタリも引きもダイレクトだから、掛かれば強烈な引き味が楽しめるのが魅力。

 釣り場は中ノ瀬。水深は20メートル前後で浅い。船上では、私をはじめ太田一也船長(39)も含め計5人が講師を務め、仕掛けのセットから釣り方までを簡単にレクチャー。あとはコマセの詰め直しなど自分で対応していくというパターンで進めた。

 釣り方は簡単。オモリが底に届いたら糸を張って、リールを2、3回巻き、コマセを振り出してアタリを待つ。するとクンクンッ! 20センチ余りのアジが躍り上がった。サイズは小ぶりだが、東京湾のアジは脂が乗って味は最高。1度食べたら、病みつき間違いなし!

 この日も強烈な日差しがジリジリと肌を焦がす。参加者の多くは初心者。その中で、松井弘行さん(52)と兎さん(47)夫妻も釣り初体験。家族全員で釣りを教わりたい、と祖父の親雄さん(89)娘の春菜ちゃん(10)らファミリー全員で横浜市から駆けつけた。

 また、参加した子供は、前回より低学年が多かったものの、のみ込みは早い。教わりながら釣りをしているうち、釣った魚も自分でハリから外すなど、すっかり慣れてる。左舷胴ノ間にいた松井さんファミリーも春菜ちゃんが、アジをダブルで躍らせると、お父さんもお母さんも「やった、やった!」と、まるで自分が釣ったかのように大はしゃぎ。その隣で清水宏さん(47=神奈川県相模原市)と太一君(9)父子もアジをゲットした。

 付けエサは、イカを紅色に染めた(イカ短)。虫エサを触れない人には、「ガルプサンドワーム」(バークレイ)を手渡した。イソメなどに似せた生分解性ワームで、自然に分解する環境にも優しいワームだ。このワームに時折、30~40センチクラスの大きなサバが飛び付き、サオをギュンギュンッ! 子供たちは驚きながらも懸命に釣り続けた。

 潮温は23度台、流れもトロトロあった。しかし、この日の魚はあまりご機嫌がよろしくなかったよう。正午近くまでやって、アジは10匹前後、サバは4~10匹という釣果だった。それでも、全員がアジとサバを釣ることはできたし、楽しい時間はあっという間に過ぎた。堀田裕二さん(50=東京都八王子市)に同行した哲司君(10)は「お父さんと一緒に釣りができてうれしい」と、親子間のコミュニケーションはバッチリだ。

 「太田屋」に戻って、恒例の、魚のさばき方&食べ方講習だ。料理は好評「なめろう」を。これを酢飯に入れ、のりで巻いた「のり巻き」を食べた後、子供たちからは「次はどこで教室やるの?」の声も聞かれ好評のまま終了した。ちなみにアジは今が旬。まだ当分は楽しめる。

[2007年8月27日 12:11 紙面から]


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