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静岡・清水港クロダイに異変!

ls-080211-01.jpg清水港で今年は50センチ超のクロダイが連発中!

<Go Fishing:今が釣り時>

 静岡・清水港クロダイ異変!? 季節的に産卵期のピークを迎え、魚は警戒心を一層強め、本来なら釣りは難しいとされる時季だが、どっこい! 今冬は連日のように50センチ超がヒットし、数でもトップは30匹を記録するなど、かつてない活況に沸いている。釣り方は、名物の<ダンゴ釣り>で、繊細なやりとりと豪快な引きが魅力。ロングランの期待も高まっており今後が注目される。

 清水港でクロダイの50センチ超が目立って釣れだしたのは、昨年末から。12月29日に56センチ(2・68キロ)を取り込み、年明けもヒットを連発中だ。「原金つり船」で出た釣果でも、1月は4日と5、6日、間を置いて15日と20日、そして26日と27日に50センチ超が掛かり、30日には57センチ(2・93キロ)の超ド級をゲット。「原金つり船」のデータでは、60センチに近い大物は20年前の58センチ(3キロ)に次ぐものだ。
 以降も2月は1日54センチ、2日と3日、4日に51センチ前後がヒットしており、同8日現在で50センチ超は計18匹。吉原浩二船長(43)は「50センチ超は、昨年は年間を通して5匹だったのが、今冬は1カ月余りでその4倍近くに達し、かつてない異常なペースだ」と話す。
 数でも異変がみられる。産卵期のピーク時は本来、魚の警戒心が強いためゼロも珍しくないが、1月は15日にトップが10匹、24日は15匹、25日が13匹と2ケタ台をマーク。2月は、7日になんと30匹の爆釣まで飛びだした。
 地元釣船業協同組合では週に1度、底潮の温度を測っている。それによると、14~15度台で、平年並み。「特に活況につながる材料は見られないが、ハリが伸びてバレたものも多く、かなりの大物もいる気配がある」と吉原船長は付け加える。例年、冬場のトップシーズンは3月まで。<夢>の60センチ超と出合える可能性も出てきた。そのチャンスは今だ。

[2008年2月11日 12:21 紙面から]

<船長のワザ:「原金つり船」吉原浩二船長(43)>

 清水港のクロダイは<ダンゴ釣り>で狙います。今は大型のヒット率が高いので、仕掛けは通常より太めで、ポイントになるのはハリスとハリを結ぶ糸の巻き付け回数です。ハリのチモトに4~6回、それ以上だとなぜか、その結び目が切れてしまうケースが多いのです。

 釣り方 決め手は、魚の反応を見ながら、オカラダンゴを調整していくことです。

 ◆オカラダンゴ オカラをベースにしたもので、底に届いてから5~10秒ぐらいで割れるのがベスト。その調整は、釣り場の深さによって違います。例えば、水深が10メートルだったら、硬さを耳たぶぐらいの感じに仕上げ、それより浅い場所はさらに軟らかめに、深い場合は逆に硬めで、混ぜる海水や集魚剤の量で調節してください。

 ◆アタリ 小さく微妙です。極端にいえば、サオ先が5ミリ程度しか曲がらないような繊細さ。ここではまだエサをくわえているだけなので、クロダイに警戒心を与えないようにサオ先を下げ、3秒ほど待って次の引き込みで大きく合わせます。この微妙なアタリを取るために、特に船下を攻めるときに仕掛けのガン玉を外す人もいます。また、潮流れがあったら、コマセと同調するよう潮流れに仕掛けをまかせて流す<フカセ釣り>パターンも方法。ダンゴが割れた後、仕掛けをはわせる感じに3ピロ(約4・5メートル)ほど伸ばす。この場合、アタリはモタレのような感触。即合わせて、やりとりの中でもう1度、強く合わせてください。ちなみにヒット率は、これまでのデータでは午前中3~4割、午後6~7割で、後半ほど確率は高い。最後まであきらめずに釣ることが大事です。

<メモ>
 ▽問い合わせ 日刊スポーツ新聞社指定「原金つり船」(電話)054・352・3065。出船は現在、午前6時30分で、3月からは同6時になるが、釣り場の配置準備などもあるため早めに集合。料金は平日1隻1人6510円、2人乗り8820円、3人乗り1万1130円。土・日曜日&祝日は1人8085円、2人1万10500円、3人1万2600円。エサや氷は別で、オカラダンゴも含め1人3000円が目安(いずれも税込み)。定休日など詳細要確認。HP<http://www.kurodai.co.jp/>

 ▽交通 電車はJR清水駅からタクシー利用。マイカーの場合は、東名の清水ICを静岡方面へ降り、最初の信号・清水IC西を左折、江尻大和交差点を左折し、清水駅前交差点を右折して国道149号へ出て、巴川口を経て松井町公園隣の「原金つり船」へ。

 ※第22回清水港クロダイ釣り競技大会 清水釣船業協同組合主催で今月27日まで予選を実施中。対象魚はクロダイとキビレ、ヘダイ(各20センチ以上)で、予選通過者72人によって3月9日に決勝大会を行う。予選は実費で、決勝大会は参加費1万円。大物ほか賞多数。「原金つり船」で受け付けている。


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