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関東&東北釣り情報

岐阜・飛騨川でアマゴやイワナと対面

ls-080218-01.jpg雪景色の飛騨川で渓流魚を狙う

<フィッシング・ルポ>

 渓流釣りシーズン本番! 3月以降は、各地の主要河川で渓流釣りが続々と解禁する。いよいよ<釣春>到来だ。それを控え、日刊釣りペン・クラブのルアーマン、飯田重祐さん(46)がひと足先に、今月2日に開幕した岐阜・飛騨川に、ルアーフィッシングでアタック。アマゴなど渓流魚のヒットが連発した釣行ルポをお届けしよう。

 今回は、飛騨川の支流・白川で上流域の大明神川合流点周辺を目標にした。この日は雪が舞い、朝方の気温は氷点下という冷え込みで、川の水温も4度台と低い。当然、越年魚の動きは鈍いだろうから、成魚放流されたアマゴやイワナがターゲットになる。地元漁協の話では、川は10センチほどの減水だが、解禁初日はそれなりに釣れたという。

 釣り場に入る前に入漁券を購入。放流場所が橋からで、その橋の上下が狙い目と聞いた。駐車は、道の駅や公園の駐車場が近くにあったりして、それを利用する。小さな橋の上流から入渓すると、釣り人が結構いた。魚がいるからだろう。経験がない釣り場でポイントを選定するには、こういった釣り人を探すのも1つの方法だ。

 まず、ルアーは小さめのシンキングミノーを使い、底まで沈めてから動かす。魚の量と活性具合などを確認するためだ。

 ミノーを小刻みに動かし底から表層へ浮き上がらせると、ルアーを追う何匹かの魚影を見た。もう1度、同じレンジ(層)を流す。今度はフック(ハリ)にかすかに触れた感触が。魚はいるものの、やはり活性は低い。

 次は作戦を変更。ルアーは管理釣り場で使うようなマイクロスプーン(0・8グラム)にチェンジして、あくまで川面を流れる水生昆虫をイメージしながら、やや上流からゆっくり流した。表層近くを流れるスプーンは、はっきり目視できる。1投目で魚の追いを確認、2投目にフッキング(ハリ掛かり)した。20センチ余り、小ぶりで細身ながら、今年のファーストフィッシュだけに感動ものだ。続けて2匹目もゲット。釣り方とスプーンがマッチして、その後もヒットが続く。

 午後になると、降雪が一層激しくなり、釣り人も撤退し始めた。そこで、下流域へ場所を移す。朝方は多くの釣り人がいたが、この時間帯は姿がない。流れの緩やかなポイントを選び、ウエーディング(水の中に立つ)して対岸を探る。プレッシャーの減ったポイントは、明らかに魚の活性が上がっていた。浅い場所に出てライズ(ハネる)もしている。

 早速、同じようにマイクロスプーンを表層に流してみる。すると、イワナも姿を見せ、ルアーに飛び付いた。サイズは、アマゴは20センチクラス、イワナは25センチ前後の小ぶりが多い。でも、後半になって、ようやく活性化し、これが1時間ほど続いて、両魚を合わせて合計11匹をキャッチ。このころには周囲も暗くなり、後ろ髪を引かれる思いでサオを畳んだが、繊細でテクニカルな釣りが楽しめ、満足の釣行だった。

[2008年2月18日 15:13 紙面から]

<攻略法:日刊釣りペン・クラブ 飯田重祐さん(46)>

 今冬は、寒さが厳しく、当分は魚の活性も低い状態が続くだろう。だから、川のコンディション以外に、魚のライズなどで活性具合を読むこともカギになる。

 ◆ポイントの選択方法 日差しがある日なら、魚も敏感に反応し、盛んにエサを追うはず。日差しによって外気温の上昇がピークとなる正午ごろに合わせ、ポイントを選ぶ。特にふちに固まっている群れは、水温が上がると瀬の浅い<ヒラキ>に移動する可能性が高い。浅い場所でも石がしっかりしていたり、変化のある場所には意外と魚が着いていることが多い。ただ、いきなり岸に近づいたり立ち込むのは絶対に避ける。魚を散らすばかりか、警戒心を与えてしまうからだ。足下から釣るか、対岸を静かに攻める。

 ◆ルアー 今回は、マイクロスプーンを使ったが、これからはミノーも有効ルアーだ。最初は、5センチぐらいのシンキングミノーがマッチする可能性が高いが、フローティングミノーの方がヒット率が高まるケースもある。スプーンにこだわるなら、3~5グラムを主力にタイプやカラーなど、いろいろ用意したい。種類を多く持参して、状況に応じてヒットルアーを見つけることが好釣果への早道だ。

<メモ>

 ▽問い合わせ 飛騨川漁協(電話)0574・72・1029。渓流釣り日釣り券1000円、現場(監視員)2000円、年券5000円。川沿いにあるコンビニなどでも購入可能。禁漁区域もあり、釣り期間も含めて詳細は要確認。HP(http://www.kiddy.co.jp/ayunip/gifu/hida_new.html)

 ▽交通 中央高速・中津川ICから国道257号で白川方向へ。また、名神高速・小牧ICから国道41号で飛騨川へ走り、JR高山本線・白川口駅前から各支流へ。詳細は漁協などに要確認。


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