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母恋めし(JR母恋駅)/北海道駅弁行脚

 母恋駅の母恋めしは道内で唯一、無人駅で販売されている駅弁だ。室蘭本線の終点、室蘭駅の1つ手前にあり、1日の乗降者数は200人程度。1940年(昭15年)に建てられた昭和の古きよき時代を思わせる木造駅舎の一角で売られている。

 道内に465あるJR駅で、約350が無人駅。全国では約5000駅、私鉄を合わせれば約1万の駅があるが「無人駅で駅弁を売っている、というのは聞いたことがないですね」(JR北海道広報)。

 ホッキの貝殻を使用するなどユニークな母恋めしは、室蘭港にあるエンルムマリーナ内の喫茶店「ブロートン」で、関根勝治さん(67)と妻久子さん(57)が毎日15食ほど作る。久子さんが87年の「第2回むろらん郷土料理コンクール」の弁当部門で、最優秀賞を受賞したことから生まれたものだ。

 夫婦の本業は工芸作家。知人に食べさせたのが評判を呼び、「繁華街に近い場所で売ってほしい」という要望に「地元の人に愛されるには駅で売るのが一番と考えたんです」と勝治さん。閉店していた売店を借り受け、長男一晴さん(22)長女志穂さん(31)と交代で売り場に立つ。今年で6年目になる。

 「急行からわざわざ乗り継いだり、道外からも豪華客船でうちの弁当を食べるツアーを組んで来てくれる人がいるのがうれしい」。ホッキに恋した工芸作家の夫婦が作る母恋めしは、愛情エキスがたっぷり注がれている。

『母恋めし』

h-li-061213-2.jpgJR母恋駅の「母恋めし」

 ふたを開けると、大きなホッキ貝に驚く。中には、ホッキの炊き込みご飯のおにぎりがすっぽり。自家製スモークチーズと薫製卵、漬物にハッカあめが添えられている。食べ残しても持ち帰りできるよう1つ1つビニール包装。890円。母恋駅(午前9時~午後2時)、道の駅「みたら室蘭」と喫茶店「ブロートン」(絵鞆町4の2の14、電話0143・27・2777)で味わえる。

[2006年12月13日 11:22]


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