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名古屋グルメ情報

あの名古屋定番メニュー生んだ店/ユキ

喫茶ユキ.jpg 「喫茶ユキ」の「イタリアンスパ」。卵と麺が絶妙に絡み合う

 名古屋で「イタリアンスパ」と言えば、熱々の鉄板、底に敷かれた卵、ケチャップ、真っ赤なウインナー…。喫茶店の定番メニューであるアレを思い浮かべる人がほとんどだろう。このメニュー発祥の地が、車道にある「喫茶ユキ」(名古屋市東区)だ。

 1957年(昭32)の開業から2~3年後、友人と欧州を旅行したマスターの丹羽清さん(82)がイタリアでスパゲティを注文したが、話に夢中になっているうちにすぐ冷めてしまった。数日後、ステーキを注文したところ、熱々の鉄板に載せられてきたのを見て「これだ」とひらめいたという。帰国後、試行錯誤を繰り返し、看板メニューにまで育てた。

 豚肉、ウインナー、玉ねぎ、ピーマン、もやしなどの具をフライパンで炒め、ゆでた麺とケチャップを加えさらに炒める。熱した鉄板に玉ねぎを敷き、具と麺を載せ、最後に溶き卵を流し込む。ジュージュー音をたてアツアツの状態で出てくる。卵と麺の絡み具合が絶妙。ちょっと焦げた部分もおいしかったりする。素朴で懐かしい味だ。

 「冷めにくいところがポイントなんだわ。喫茶店はしゃべるところだで」と現在、入院中の清さんに代わり店を切り盛りする奥さんの静枝さん(80)。看板メニューにはこんな思いが詰まっている。

喫茶ユキ地図.jpg

 ◆住所 名古屋市東区葵3の17の42
 ◆電話 052・935・1653
 ◆営業 午前8時~午後8時。土曜日定休
 ◆メニュー イタリアンスパ(650円)ミートスパ(650円)インディアンスパ(650円)ハンバーグ定食(700円)みそかつ定食(700円)肉やさい定食(700円)サンドイッチ各種(ハム・エッグ・やさい、450円)トースト(ジャム・あん、350円)など

[2006年10月 4日 13:15]


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