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ラーメン奉行が行く - 北海道グルメ情報

リピーター率90%/麺屋eiji

h-li-061128-0001.jpg麺屋eiji

 最近、新規オープンした中で特徴的な店として「Sらあめん」がある。10月だけで3店もオープンした。千歳店、すすきの店、新道店。「新感覚ラーメン」をうたい、札幌市内や近郊有名店出身のスタッフたちが作った味と聞く。

 出身元である4店は共和国にも出店している「S」「M」のほか、今秋に東京へも進出した「T」。最近カップラーメンも出した「I」。道内で5店舗程度展開した後、東京に進出する計画もある。

 いわば4店の「いいとこ取り」で、業界もこのように新たな展開、経営形態を模索する。また新規オープンの多い6月以降で目立つのは多店舗化だ。6月に「雅」3店目と「かんてつ」4店目、7月に「弟子屈」(共和国)6店目と「醤家(ひしおや)」2店目、8月は「ひぐま」2店目、10月には「ばりきや」4店目、「五衛門」(共和国)2店目、麺屋「昆」2店目、11月に麺家「風」2店目など。この現象は年が明けても続くような感がある。

 今月5日、まさに新感覚のラーメン店「麺屋eiji」が平岸街道にオープンした。のれんもなく、ちょっと入りにくい店構えだが、内外装、カラーコーディネートすべて店主自らが設計しデザインしたとのこと。高級感漂うラーメンに付加価値をつけ、食事を楽しむ空間と言える。

 店主は札幌の有名店で5年、その後東京の有名店で2年腕を磨いてオープンさせた。ラーメンは無化調。女性、中高年層に支持され、食べて「アレ!」と言わせるラーメン。スープはダブルでとってブレンドしたもの。1つは動物系+野菜のスープ。通常の半分の煮出し時間ながら濃厚さは2倍という技を使う。もう1つの魚ダシとのスープはインパクトはないがうま味が広がる。タレも7割5分は野菜で占めるというみそダレを含め3味とも少量ずつ2日ごとに仕込み直す。

 麺(めん)は防腐剤なしの特注硬質麺2種類。塩は細麺。中細はみそ、しょうゆ用。平ざるを使ってゆでられ良い。麺箱も店名入りオリジナル。チャーシューはあぶりで2枚。メンマも高級短冊物で珍しいさいころ状。薄味でメンマ本来の味を残す。真っ白い丼に上品に盛られる。レンゲは柄に穴があいた物でスープが10CCしか入らない。塩味には少し物足りなさもあるが、今、最もトレンディーな店で、リピーター率も90%。再び平岸街道にブレークの予感。

◆野坂郡司(のさか・ぐんじ)
 1940年(昭15)樺太(現サハリン)生まれ。サラリーマン時代、映画「タンポポ」を見てから本格的にラーメン食べ歩きを始める。札幌を中心に4000軒近い店を食破し「ラーメン奉行」のニックネームでラーメン評論家として活躍中。監修著書に「北のラーメン屋104軒」(イベント工学研究所)がある。札幌市在住。

▽住所 札幌市豊平区平岸3番9丁目9の18
▽電話 011・813・7233
▽営業時間 午前11時~午後3時、午後6時~午後11時。不定休
▽駐車場 なし
▽メニュー みそラーメン700円、塩、醤油ラーメン650円、各チャーシューメンは200円、大盛りは100円増し。

[2006年11月28日 11:43]


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